ベテラン清掃員は見た!

「10年以上清掃やってるけど、こんなの初めて見た!」

「10年以上、清掃やってるけど、A4の貼り紙は初めて見た!」
と興奮気味なのは弊社のベテラン清掃員I。

住所は東京都世田谷区。

通常、どのエリアでも、小さい貼り紙シール(写真右上:濃い紫のようなもの)が使われてちるですが、

大きい方の貼り紙(薄い紫のもの)は、わざわざクリアファイルに入れて貼ってあります。びっくり!

新型コロナ感染対策の貼り紙でしょうね。

ごみ置場は大変な問題になっています。
こんな時こそ、ごみ分別。みんなでごみ置場を安全・綺麗な場所にしましょう。

弊社からはごみ分別アプリを無料で公開しています!
どうぞご利用ください。

By |2020-05-20T11:49:45+09:005月 8th, 2020|ごみ, その他, ブログ|ベテラン清掃員は見た! はコメントを受け付けていません

マスクの捨て方、大丈夫ですか?

家庭ごみに異変!?

新型コロナウイルス感染拡大により、歓楽街の客足が遠ざかっていることから、事業系のごみは減っていますが、その代わり家庭ごみが増えています。

環境省および自治体ではゴミの出し方についてお知らせしています。

環境省HP 新型コロナウイルスに関連した感染症対策

 

鼻水等が付着したティッシュ等のごみも要注意

使い捨てマスクやティッシュは使用後捨てるだけなので便利ですが、一見キレイに見えても、
くしゃみ、咳、鼻水・・その他たくさんの飛沫感染物質が付着しています。
捨てる際はきちんと感染予防対策をしていただけますようお願い致します。
外国人居住者が多い場合は、英訳のチラシも効果的かと思いますので、以下、英訳版を掲載させていただきます。お役立てください。

この機会に、ごみ分別ルールを見直そう

By |2020-06-12T15:47:27+09:004月 20th, 2020|ごみ, ブログ|マスクの捨て方、大丈夫ですか? はコメントを受け付けていません

民放114局同時生放送公式が、ごみ問題を話題に

『一緒にやろう2020』

日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの民放キー局5社とそれぞれのネットワーク局を合わせた合計114局が、24日夜6時40分~共同番組『民放同時生放送!一緒にやろう2020大発表スペシャル』が生放送されました。

一緒にやろうプロジェクト報告「捨てたくなるゴミ箱選手権」紹介など
2019年・秋に5系列の計20番組が参加した社会貢献企画「捨てたくなるゴミ箱のアイディア選手権」や不法投棄問題への取り組みなどが紹介されます。過去の例は以下、公式ツイッターより抜粋させていただきました。

公式ツイッターより抜粋:一緒にやろう2020
公式ツイッターより抜粋:一緒にやろう2020
公式ツイッターより抜粋:一緒にやろう2020

現場発ごみAI×クラウドで日本を綺麗にするというミッション

弊社でも、ごみ分別のアプリ開発、ごみ置場解決プログラム等の検討、大詰めを迎えております。「捨てたくなるごみ箱」と同じ発想で、入居者の皆様がポジティブに気持ちよく生活できるサービスを企画中です。

2020東京オリンピック開幕まであと半年

2020東京五輪は、街も心もキレイな開催地として成功させたいですね。
弊社が提供させていただく新しいサービスにも、ご期待ください。

By |2020-05-20T11:32:15+09:001月 20th, 2020|ごみ, ブログ|民放114局同時生放送公式が、ごみ問題を話題に はコメントを受け付けていません

年末年始:空き巣増加とごみ出しを考える

「今年こそは早めに大掃除、始めるぞ」
「令和元年、心機一転、断捨離でもするか」
・・そろそろ、考え出す時期でしょうか。

弊社のスタッフによると、年末年始のごみ置場には、普段見られないごみが出てくるそうです。

まず、大量の本や雑誌。
本来なら、「古紙」など「資源ごみ」として出すべき場合が多いですが、「まぁ、どうせ燃えるから!」とお考えなのでしょう、「可燃ごみ」の袋に生ごみと一緒になって入っていることも・・。

そして、大量の衣服や小物類。
こちらも、本来なら「古布」として「資源ごみ」に出すべき場合が多いですが、「だって、どうせ燃えるでしょう!」と、「可燃ごみ」の袋で出す方の多いこと多いこと。

ごみ置場は生活が垣間見える場所

でも、ちょっと待ってください。

限られたスペースしかないごみ置場やごみストッカーに、皆さんがいっぺんにごみ袋を出すと、ごみ袋で溢れてしまいます・・

では、どうしたら良いのか。

腐る生ごみは必ず先に出したいものとして、「可燃ごみ」の日に出す。
そして、本や衣服など、ごみ出しを急がないごみ袋は、年始、明けてから、小分けに出す、という意識をほんの少しでも持っていただけると、ごみ置場の散乱が少し減り、気持ち良い年末年始となるのではないでしょうか。それに、防犯面でも気になることがあります。

長期休みの月は、空き巣被害が増える傾向

GW・夏休み・年末年始など、長期休みがある月は、空き巣が増える傾向にありますが、特に年末年始は、帰省する方が多い(=長期留守にすることが目に見えている)ので、ターゲットを定めやすく、データの件数以上に、ピンポイントで空き巣に狙われやすいそうです。

神奈川県警

ごみ置場に大量のごみ袋を出して、ポストには新聞や封筒が溢れかえっている、なんていう状況になりますと、「我が家は不在ですよー」と伝えているようなもの。年末年始に家を空ける方は、
●新聞や年賀状の配達を停止する
●ごみ袋の中身で、部屋番号が特定されるもの(個人情報が記載されたものなど)は、シュレッダーにかけるか、マジックで消す
・・など、空き巣対策を万全に行ってくださいね!

SNSの投稿も要注意、帰宅後に投稿を

SNSなどで「帰省で今から空港向かいまーす」とか、「今年はリッチにハワイで年越しですっ」なんて投稿すると、過去の投稿や色々な手がかりから投稿者の住所を特定され、空き巣の標的となる恐れがあります。

外出中は、家を留守にしていることがわかる投稿は避けて、帰宅後に投稿することをお勧めします。

特別に1/5(日)にごみ収集をするエリアも
※弊社では特別ごみ排出も対応します

東京都でいうと、板橋区や中野区など、1月5日(日)に可燃ごみの特別回収があるエリアがあるそうです。参考までに板橋区のHPより抜粋して以下ご紹介します。

板橋区HP 年末年始の資源・ごみの収集日

基本的に、年末年始のごみ出しについては、回覧板や自治体のHPに記載されます。また、ごみ置場に貼紙がされることが多いので、合わせてご確認ください。このような特別回収も有効にお使いいただき、計画的にごみ出しができたら良いですね。
別途料金がかかりますが、弊社でも特別ごみ排出、対応いたしております。

何かお困りごとがあれば、遠慮なくご相談ください。

By |2020-06-12T15:59:46+09:0012月 16th, 2019|ごみ, ブログ, 防犯|年末年始:空き巣増加とごみ出しを考える はコメントを受け付けていません

試験運用2:各戸に指定ゴミ袋配布

弊社オリジナル試験運用(第1弾はこちら

第2弾は、
「各戸ポストに指定ゴミ袋を配布する」

オーナー様のご厚意で、
松戸市の某物件で試験運用させていただきました。

今回の課題は、「ごみ置場に未回収ごみが蓄積されないこと」でした。

ごみ袋が蓄積される原因は、入居者が指定ごみ袋を使用しないことによる未回収のため、指定ごみ袋を使用していただくことに重点を置く試験運用にしました。

指定ごみ袋各戸配布後の定期清掃時、ごみ置場は・・

【結果:清掃時間の大幅な短縮、ごみ置場の衛生面も改善されました!!!】

ごみ置場作業時間
・配布前の定期清掃時:約30分
・配布2週間後の定期清掃時:約5分

※この結果を受け、ご提供できるサービスになるよう検討してまいります。

松戸市は、「燃やせるごみは指定ごみ袋」「その他のごみは以下のようにポリ袋に入れてだす」というルールです。このようなごみ袋のルールは、ごみ分別と同じく、難しい、もしくは面倒、なので浸透しないのでしょう。

指定ごみ袋が手元にあれば、あ、そうなのか、せっかくあるし使おう、と出してくれるということが今回の試験運用でわかりました。かかった経費は指定ごみ袋代のみ、と低コストであることからも、ごみ置場の清掃に悩んでいるオーナー様・管理会社様は、指定ごみ袋を提供するという方法を検討しても良さそうです。

By |2020-05-20T11:32:27+09:0011月 28th, 2019|ごみ, ブログ|試験運用2:各戸に指定ゴミ袋配布 はコメントを受け付けていません

試験運用1:ごみ分別ステッカー貼付

ごみ置場がひどすぎて時間がかかりすぎる!!という現状。
弊社で、なにか、お役に立てることはないか?!と考え・・

オリジナル試験運用を開始しました。

第1弾は、
「ごみ分別ステッカー貼付」
「ペットボトル回収ネット設置」

オーナー様のご厚意で、
松戸市の某物件で試験運用させていただきました。

ステッカー貼付前、分別がぐちゃぐちゃだったゴミストッカー内。
ステッカー貼付後の定期清掃時、ゴミストッカー内は・・

【結果:ごみストッカー内のごみ分別が改善され、清掃時間の短縮に!!!】

ごみ置場作業時間
・ごみ分別ステッカー貼付前:約20分
・ごみ分別ステッカー貼付後:約5分

※この結果を受け、ご提供できるサービスになるよう検討してまいります。

写真ではお伝えしづらいのが歯がゆいところですが、ごみ袋の中身の分別がどれほど時間がかっているか・・現場は悲惨な状況です。
今回ご紹介した、ごみ置場改善にかかる資材費用は、ステッカー、ごみ網、ペットボトル用ネット、専用両面テープ等、比較的低価格です。ごみ置場の分別ステッカー貼付試験運用1のその後については、またご紹介します。

By |2020-05-20T11:45:41+09:0011月 19th, 2019|ごみ, ブログ|試験運用1:ごみ分別ステッカー貼付 はコメントを受け付けていません

世界のゴミ捨て場は東南アジア?

行き場を失う日本の廃プラスチック

2017年末の中国の廃プラスチック類の輸入禁止により、世界のリサイクル可能な「廃プラスチック類」の約半数が行き場を失うことになり、これらの処理が大きな課題となっています。

以降、日本は、中国の代わりにマレーシア・タイ・ベトナム・台湾を主な輸出先としてきましたが、こうした東南アジア諸国でも、次々に輸入規制を導入しています。

今後、中国に代わる廃プラスチックの輸出先が、新たに現れる可能性は低く、日本の廃プラスチックは行き場を失いつつあるのです。

そんな中、フィリピンが是正に向け大きな声を上げています。
8月にはごみの輸入を3カ月禁止すると表明し、カナダからのごみについては送り返す措置も取りました。

「引き取らないなら、カナダとは戦争だ」
「我が国はごみ捨て場ではない」

フィリピンで食品・消費財12社が設ける工場に導入予定の廃プラ処理設備(バレンズエラ市)

ドゥテルテ大統領は4月、カナダ企業がフィリピンで長年放置していた不法ごみに怒りを爆発させました。
駐カナダ大使を召還し、カナダ政府はごみを引き取る事態にまで発展しています。

プラスチックを取り巻く環境が大きく変化する中、廃プラスチックの新たな輸出先を探すという視点だけでは、対応が困難になりつつあります。廃プラスチック排出量の削減や代替品の開発など、プラスチックに対する従来の発想を抜本的に変える必要性が高まるでしょう。

企業にとって商品を売れば終わりという時代は過ぎ去りました。東南アジアを世界のごみ捨て場から、ごみ再生の場に変えられるのか。企業の本気度が問われ始めています。

By |2020-05-20T11:45:41+09:0011月 5th, 2019|ごみ, ブログ|世界のゴミ捨て場は東南アジア? はコメントを受け付けていません

アリババ社が開発した、ゴミ分別アプリ

中国の鳥鎮で開かれた世界インターネット会議(2019年10月20-22日)に弊社開発関係者が参加した際、驚いたことにアリババ展示ブースでごみ分別AIとアプリのデモがありました。

アプリはゴミの写真を撮れば分別方法が表示されるというもので、現在1000種類のゴミを自動認識する、というものです。

アリババはモノを大量に流通させ、利便性と引き換えに大量の梱包材を発生させているECプラットフォーマとしての社会的責任の一端をこのようなアプリ開発で解決策提示するという取り組みを行っているわけです。

日本企業には珍しい大きな循環経済の視点を持っていることに驚かされました。

それ以外にもリサイクルゴミを自動計量して一定のお金(ポイント)を還元し、それでゴミ袋を購入できる機械(写真参照。ゴミ袋販売機も併設)も展示されていました。
こちらは鳥鎮の地元企業のようです。ちなみに顔認識でゴミの投入口が解錠されるようになっています。

それにしても、捨てたいゴミの写真を撮るだけで、何ごみなのかを教えてくれるとは、便利ですね。

このように、アリババが先手を打ってごみ分別アプリを開発してくれているおかげで、
Amazonや楽天など他のECプラットフォーマも社会的責任としてのごみ排出のコントロールが問われてくる状況になるでしょう。

上海の「ゴミ分別」に対する罰則に関しては以前の記事でもご紹介しましたが、違反すると200元、日本円で約3500円くらいの罰金となるそうです。

日本は「排出」→「排出管理」→「収集・運搬(自治体)」が細切れで広域プラットフォーマが存在しません。そのため、ごみ問題解決において中国から一歩、いえ、二歩くらい遅れる懸念が強い現状です。建物管理の現場視点から微力ながら課題解決に役立ちたいとは考えていますが・・。

By |2020-05-20T11:45:41+09:0010月 21st, 2019|ごみ, ブログ|アリババ社が開発した、ゴミ分別アプリ はコメントを受け付けていません

マイクロプラスチックとは?

レジ袋、ペットボトル、食器、など、
身の回りのいたるところで使用されているプラスチック。
便利でお安いからとプラスチック商品は増える一方。
このプラスチックごみは、海洋汚染に深くかかわる側面が・・

現在、年に800万トン以上のプラスチックごみが海に流されており、
このまま増え続ければ、2050年には海洋中のプラスチック量(重量)が魚の量を上回ってしまう、
という事実をご存知でしょうか。

”マイクロプラスチック”という言葉もよく聞かれます。
ご存知の方も多いと思いますが、今回は丁寧に説明したいと思います。

マイクロプラスチックとは、長さ5ミリ以下のプラスチック片のことで、
世界中の河川や湖、水道水やボトル入り飲料水への混入が確認されています。

一番大きな問題は、海洋生物の生態系の破壊です。
魚類、甲殻類、貝類やカモメといった海鳥、アザラシなどの海洋哺乳類が、
海水に混ざったマイクロプラスチックを誤嚥してしまうと、
マイクロプラスチックは消化に適しないため、消化不全や胃潰瘍などを引き起こし、
海洋生物を死に追いやるのです。

また、マイクロプラスチックは有害物質を吸着する性質があり、
それを取り込んだ魚介類を人が食べることによる健康への影響も懸念されています。

世界の海で死んだウミガメの内臓を調べたところ、すべてのウミガメから
プラスチックごみが見つかったという調査結果が生物学会誌に発表され、
深刻化する海洋プラスチック汚染の実態をが改めて認識されました。

データ上で、日本の1人当たりのプラスチック廃棄量は年間約32kgであり、
アメリカに次いで世界2位となっています。
プラスチックごみのリサイクル率は高いと思われているかもしれませんが、
実は、日本のプラスチックごみ対策は遅れています

個人の取り組みとしては、マイバッグ、水筒の使用やごみの分別、と小さなことに思えますが、全員が徹底すれば大きなことになります。そのためにはレジ袋の有料化など国の対策も不可欠です。

他国の事例に学びつつ、世界の国々と同様の危機感を持つことが、
私たちのミッションといえるでしょう。
今後もプラスチック問題は多く取り上げていきます。

By |2020-05-20T11:45:41+09:0010月 3rd, 2019|ごみ, ブログ|マイクロプラスチックとは? はコメントを受け付けていません

指定収集袋(燃えるゴミ)お値段ランキング-東京都-

東京23区には以前「東京23区推奨ごみ袋」という制度がありましたが、平成21年3月31日に終了しています。
現在は、

  1. 内容物が識別できる程度の透明度
  2. 耐水性があり、丈夫
  3. 容量が90リットル以下

などの条件を満たすゴミ袋であれば、ゴミ出しをすることができます。

それでは東京都の23区外では、ゴミ袋(指定収集袋)が有料の地域があるのはご存知でしょうか?

指定取集袋と言えど、色や形が様々なだけでなく、なんと、値段も様々なのです。
そこで、10枚あたりの金額が高い地域を指定収集袋(燃えるゴミ)のランキングにしてまとめてみました。

順位 5L 10L 20L 40L 市町村
1位 100円 200円 400円 800円 国立市・小金井市・国分寺市・狛江市・立川市・東久留米市・東大和市・日野市・府中市・武蔵野市
2位 90円 180円 370円 750円 八王子市・三鷹市
3位 90円 180円 360円 720円 東村山市
4位 80円 160円 320円 640円 町田市
5位 80円 150円 300円 600円 稲城市
6位 75円 150円 300円 600円 西東京市
7位 70円 150円 300円 600円 昭島市・青梅市・多摩市・羽村市・福生市・瑞穂町
8位 70円 100円 200円 400円 清瀬市

1位の国立市などと8位の清瀬市を比べてみると、5L以外の金額が倍違うのが分かると思います。
同じ都内でもここまで差があるとは、驚きですね・・。

By |2020-05-20T11:33:22+09:0010月 2nd, 2019|ごみ, ブログ|指定収集袋(燃えるゴミ)お値段ランキング-東京都- はコメントを受け付けていません